手織り絨毯の世界
お部屋がもっと好きになる、自分だけのお気に入りの一枚を
ギャベ(GABBEH)とは
ギャベは、イラン南西部の高原で遊牧生活を営むカシュガイ族の女性が織りあげる手織絨毯です。ペルシャ語で「粗い」という意味をもつ毛足の長い絨毯の一種で、その歴史は数百年前の古代ペルシャまで遡り、素朴な文様、風合いが人気です。イラン各地にみられるギャベの中で、カシュガイ族の伝統的な織り技術は2010年にユネスコ世界無形文化遺産にも認定されています(「イラン南西部・ファールス州の絨毯織り技術」)。
●ギャベができるまで|健康や感謝、想いを込めて紡ぐ一枚
カシュガイ族のギャベは長く柔らかい羊毛のみを使い、原始的な織機を使って伝統の手織技術で織り上げます。春から夏にかけて刈られた羊毛は紡錘車(ぼうすいしゃ)を使って一本一本の糸にされます。その後、草木を中心とした染料で染められた鮮やかな色彩の糸を、原始的な織機をつかってひと目結んではカットして丁寧に織り上げられます。
●文様があらわす意味|自然素材がもたらす温かみ
ギャベには家族の幸せや繁栄を願って文様が織り込まれています。例えば「大樹」には健康長寿・繁栄・成長への願いが、「人や女性」は誕生・愛情、「鹿」は家庭円満、「ラクダ」は富を。様々な思いが込めら文様が織り込まれます。草木染めによるやさしい色彩は雄大な自然を映した鮮やかで深みのある美しさが特徴です。
ギャベで毎日の暮らしにあたたかみと彩りを
ギャベのある暮らし
ギャベはインテリアに温かみと個性をもたらしてくれます。敷くスペースはリビングはもちろん、和室や玄関・廊下のアクセントに、また、タペストリーとして壁を飾るのもおすすめ。思い思いの使い方でコーディネートを楽しみましょう。
人気コンテンツ「素敵なお部屋紹介」ではギャベをご愛用のみなさまのお部屋もご紹介中
絨毯フェア情報
特別なギャベに出会えるチャンス
エーアイディーではこんな魅力的なギャベを一堂に集めたフェアを全国各地で開催しています。この機会に自分だけのお気に入りの一枚を探してみませんか。