ダイニングチェア 籐張り モタレ 張替え 修理




思い出の籐椅子、諦めずに修理できました!
「椅子の籐の背もたれが破れてしまったので修理したい。カリモクの椅子ではないが、籐の張り替え修理を頼みたい」。そんなご依頼をいただいたお客様がいらっしゃいました。
実は3月に最初にお話を伺った際、カリモク製品ではなかったこと、そして背もたれの籐のふち回りが手編みになっており、職人の手作業で大変な手間とコストがかかるため、すぐにはお受けすることが難しい状況でした。
お客様のご要望になかなかお応えできず、心苦しく思っておりました。
そこで、作業所の職人さんといろいろ相談を重ねてその結果、籐のふちを手編みにせず、「籐芯(とうしん)」で押さえて固定する方法に変更することに。
具体的には、背もたれの木枠に沿って新しく溝を掘り、その溝に籐芯を埋め込んで籐の端をしっかりと留める方法です。この方法なら、手編みよりも大幅に費用を抑えることができます。
無事にお値段も抑えて修理ができ、椅子は元の美しい姿を取り戻しました。
お客様からは「捨てなくて良かった!」と大変お喜びの声をいただき、私たちも本当に嬉しく思います。
【担当スタッフより】
今回のケースは私にとって初めての経験で、正直なところ戸惑いもありました。しかし、周りの方々の協力もあって、無事に乗り切ることができました。
この経験を活かし、これからは同様のご依頼にもスムーズにお応えできるようになったと思います。籐張りの椅子でお悩みの方がいらっしゃいましたら、ぜひお気軽にご相談くださいね。
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- 型番
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