鎌倉の鳥居
こんにちは。
カリモク特約店エーアイディー
新横浜オフィスの峰原です。
今回は、鎌倉鶴岡八幡宮の
「鳥居」についてお伝えしたいと思います。
![](https://www.a-id.jp/aid/wp-content/uploads/2021/07/IMG_0415-1.jpg)
ここは、鎌倉鶴岡八幡宮。
三つの鳥居が存在します。
海に向かって、
手前から三の鳥居
駅前の二の鳥居、
石造りの一の鳥居
です。
まず、
こちらが三の鳥居
![](https://www.a-id.jp/aid/wp-content/uploads/2021/07/IMG_0413.jpg)
鶴岡八幡宮前の交差点にあります。
そして、
二の鳥居
![](https://www.a-id.jp/aid/wp-content/uploads/2021/07/IMG_0407.jpg)
鎌倉警察署前にあります。
段葛(だんかずら・・・鶴岡八幡宮への参道の呼び名)
が始まるところがニノ鳥居で、三の鳥居まで続きます。
4年前に桜が植え替えられいて、桜の名所です。
そして、
一の鳥居です。
![](https://www.a-id.jp/aid/wp-content/uploads/2021/07/IMG_0402.jpg)
由比ヶ浜から若宮大路を鎌倉駅方面に600m程入ったところにあります。
一番海側にある鳥居です。
言い方を変えると、
一番南にある鳥居になります。
江戸時代に木質より石造へ建て替えられました。
![](https://www.a-id.jp/aid/wp-content/uploads/2021/07/IMG_0403.jpg)
石造り前の木造「一の鳥居」跡が、
1990年発見されました。
柱直径がなんと、1.6ⅿ
現在の石造りより1.7倍あったそうです。
![](https://www.a-id.jp/aid/wp-content/uploads/2021/07/IMG_0405.jpg)
鶴岡八幡宮が建てられた1180年以来、
最も南側の大鳥居が「浜の大鳥居」と呼ばれ、
何度か再建しているようです。
「浜の大鳥居」
というくらいですから、
かつては、
海上にあったのでは?
という説があります。
しかし、
明確な海上鳥居の文献はなく、
海上から見える鳥居のことを
「浜の大鳥居」と呼んでいたのが通説です。
しかし、
私は信じたい。
かつては、この海のどこかに、
厳島神社のような海上鳥居があったことを。。。
![](https://www.a-id.jp/aid/wp-content/uploads/2021/07/IMG_0399.jpg)
そこで、私、少し調べました。
海上鳥居について明治35年初版の「鎌倉大観」の文面に
「滑川の口、若宮小路の正面の海中に鳥居があった。」
と記載がありました。
さらに、室町時代の僧侶がつずった「廻国雑記」に、
「朽ち残る鳥居の柱顕れて由比ガ浜辺りに立てる白波」
の句などが残ってるようです。
時系列で考えても、
有名な厳島神社の海上神殿は、1168年に建設されています。
鶴岡八幡宮の建立は1180年です。
12年差です。近いです。
以上のことから、
海上鳥居が由比ガ浜にあったのではないか!
海水に侵食されるので、
継続維持の費用が出来なかっただけではないのか???
と信じながら、
由比ガ浜を眺めて、
心の目で海上鳥居を浮かびあがらせるのでした。
![](https://www.a-id.jp/aid/wp-content/uploads/2021/07/IMG_0399-1.jpg)
![](https://www.a-id.jp/aid/wp-content/uploads/2021/07/IMG_0407-2.jpg)
みなさまも、
機会があれば立ち寄ってみてください。
そして、鳥居を探してみてください。