新潟に「鬼滅」の舞台?
こんにちは。
カリモク特約店エーアイディー、新潟オフィスの千田(ちだ)です。
早いもので年が明けて1月ももう半分を過ぎてしまいました。ふと、窓の外に目を向けると・・・雪が積もりまくっています。家に帰る前に車の雪下ろしをして、家に着いたら駐車場の雪のけをして車をとめる。考えるだけで疲れてしまいますが、ご褒美の熱燗めざしてがんばります。
さて前回は私の趣味である「豪農の館」めぐりの中から市島邸をご紹介しましたが、今回は伊藤邸をご紹介したいと思います。
伊藤家は江戸時代中期に農業から身を興し、その後渋沢栄一と同じく藍の商売を始めます。やがて質屋や倉庫業などを手掛け豪商へと変貌を遂げます。今回ご案内する館は5代目伊藤文吉が明治15年から8年の歳月を費やして完成させたものです。
正面入り口を入って門土蔵(正門)まで結構な距離があります。
幅約24m総二階建の門土蔵には正式な門「大門」(左)と通常の出入り口に使う「通用門」(右)があります。 我々はもちろん通用門から入ります。
門土蔵をくぐって振り向いて撮った写真。楽勝で住めます。
伊藤邸は「主屋棟」と「大広間棟」にわかれています。建物が巨大なのと庭の木が邪魔で全容を撮れませんが、写真は約100畳に広がる巨大な書院造の大広間棟です。
上の画像は、大広間から池泉回遊式庭園を眺めたところ。この風景をどこかで見たことはありませんか?実はブームになった「鬼滅の刃」に出てくる「柱合会議」の舞台となったお屋形様の屋敷にそっくりとSNSで話題になっているんです。
他にも鬼が嫌うとされている樹齢150年・80畳の「大藤棚」や、炭治郎の師匠鱗滝さんを連想させる「謎の天狗のお面」も展示されていることから、コスプレ姿で写真を撮る人が急増しているそうです。
伊藤家は現在「北方文化博物館」として運営されています。ご紹介した建物のほかにも移築古民家やお食事処、お土産処などがあり1日いても飽きることはありません。
カリモク新潟ショールームから車で15分ほどの場所にあります。お越しの際は、足を延ばしてみてはいかがでしょうか?