滋賀県草津市 旧東海道「草津宿」  – カリモク特約店エーアイディー

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公開日:2022/04/16 最終更新日:2023/11/26

滋賀県草津市 旧東海道「草津宿」 

こんにちは、エーアイディー茨木オフィース京都・滋賀担当 田中です。今回は地元の草津市を紹介させていただきます。

JR草津駅の南へ約500m行くと、草津宿本陣があり、国の史跡に指定されています。 本陣とは大名公家など貴人の宿泊所のことで、東海道・中山道の分岐点で交通の要衝であった草津には2軒ありました。現在、1軒が残っており、別名「木屋本陣(きやほんじん)」と呼ばれています。 

東海道筋では唯一ほぼ完全に残っている本陣です。建物のほかにも、多数の関札(せきふだ)、膨大な大福帳(だいふくちょう)と呼ばれる宿帳など、貴重な資料が残されています。大福帳には、忠臣蔵の吉良上野介(きらこうずけのすけ)や浅野内匠頭(あさのたくみのかみ)、皇女和宮(こうじょかずのみや)、シーボルト、徳川最後の将軍の徳川慶喜(とくがわよしのぶ)などの名前も見られます。一度は、建物内を見学したいと思います。テレビ番組では、よく紹介されています。

草津本陣から東へ300メートルほど旧東海道を進むと、東海道・中山道を往来する旅人の道しるべとして親しまれた道標があります。追分道標(おいわけどうひょう)です。

東海道と中山道との分岐点に立つ道標は、この街道を常に往来する人々の寄進によって建てられたと伝えられています。「右東海道いせみち」「左中仙道みのぢ」と刻まれ、高さは392cm 草津宿本陣とともに、往時のノスタルジックな面影をとどめています。

トンネル方向が、旧中山道、右方向が、旧東海道になります。

今回散策してみますと、遠い昔の江戸時代と今がつながっているとなぁ感じることができ、新たな発見でした。

次回も、草津宿の魅力をお伝えしたいと思います。

ありがとうございました。