新潟の寒い冬には – カリモク特約店エーアイディー

STAFF BLOG
スタッフブログ

新潟の寒い冬には

こんにちは。

カリモク特約店、エーアイディー新潟オフィスの千田(ちだ)です。

暖かい日が続き春らしくなってきた今日この頃、皆さまいかがお過ごしでしょうか?新潟の冬は日照時間が全国平均の半分以下、東京の三分の一と言われるほど、寒く薄暗くどんよりとした天気が続き気分も暗くなりがちです。

こんな日にスキーができるのは稀

新潟県民にとってそんな気分を吹き飛ばし、身も心も温めてくれるのが「ラーメン」なのです・・・・

というわけで前回のスタッフブログでは「新潟5大ラーメン」の中から新潟あっさりラーメン・新潟濃厚味噌ラーメン・燕三条背脂ラーメンの3つをご紹介しましたが、今回は三条カレーラーメンと長岡生姜醤油ラーメンをご紹介します。

①三条カレーラーメン

日本の2大国民食と言えば「ラーメン」と「カレー」を思い浮かべる方が多いと思います。新潟はラーメンの年間支出額が日本一ということは前回お話ししましたが、実はカレールーの世帯当たりの購入額も日本一なのです。そんな新潟の中でも三条市はカレーラーメンの発祥の地と言われ約80年前から食されていました。

今回は元祖カレーラーメンの店、「大黒亭の松屋小路店」にお邪魔しました。そもそもカレーラーメンは、東京の洋食屋で小麦粉から練ってつくるイギリス式のカレーを学んだ大黒亭の初代が、ラーメンに応用したことから始まりました。熱々のカレーラーメンは冷めにくく地元職人の出前用に愛され広くひろまったと言われています。                         

写真を見ると非常にシンプルな見た目ですがそれもそのはず、具材は玉ねぎとチャーシューのみ。小麦粉とカレー粉、数種類のスパイスをバターと練ったルーを和風だしと合わせ塩のみで味付けしたスープは、香り豊かで自家製麵との相性も抜群です。

カレーラーメンの定義は「カレー味のラーメーン」と非常にゆるいため、三条市内には色んなタイプのカレーラーメンが存在します。ぜひお気に入りを見つけてください。

②長岡生姜醤油ラーメン

長岡生姜醤油ラーメンは長岡市の青島食堂が元祖と言われています。生姜などの香味野菜と豚骨で取った出汁とチャーシューの煮汁を使った醤油ダレが合わさったスープの「キリッ」とした味わいが特徴です。

出汁に生姜を入れる理由はふたつ。ひとつは豚骨独特の臭いを消すため。もうひとつは新潟県の中でも豪雪地帯と言われる長岡市の冬の寒さをラーメンで温めたいという初代の思いからと言われています。

今回は元祖青島食堂の長岡市に4店舗、新潟市に3店舗あるお店の中から新潟市の「司菜南万代店」にお邪魔しました。13時半ころにお店に着くとまだ8人ほど並んでいました。15分ほどで入店し青島チャーシューをオーダー。チャーシューは薄切りで食べやすく、スープが絡んだ自家製中太麺と一緒にすするともう幸せ。ごちそうさまでした。                 

ちなみに秋葉原にもお店があるので関東の方はせひ食べてみて下さい。

最後に近年人気上昇中で5大ラーメンに続く第6のご当地ラーメンとして注目の麻婆麺をご紹介します。

③麻婆麺

近年全国的にも盛り上がっている麻婆麺ですが、発祥は新潟市にあったお店という説があります。「マツコの知らない世界」でも「麻婆麺の聖地・新潟」として紹介されていました。

今回は新潟に麻婆麺を広めた店として知られる「ラーメン工房まるしん」にお邪魔しました。

こちらのお店も13時半ころに着いたのですが15人ほどが行列を作っていました。券売機では「マーボ麺」と表記されています。事前に店員のおばちゃんが注文と何人で来ているのか確認してくれるのでスムーズに着席することができます。

麻婆豆腐の中には食感がクセになるきくらげと、ネギがたっぷり入っています。また餡がスープに蓋をしているので最後まで熱々で食べることができます。そんなに辛くないのですが私は汗だくでハンカチがびしょ濡れになりました。

新潟には他にも進化系麻婆麺を提供する店が複数あります。好みの店がきっと見つかるはず!

いかがだったでしょうか?新潟県にはご紹介したラーメン以外にも「上越豚骨醤油ラーメン」や「妙高とん汁ラーメン」、「五泉からあげラーメン」などまだまだ知られていないラーメンがたくさん存在します。新潟にお出かけの際は、ご当地ラーメンを食べてみてください!