中国地方の名湯・秘湯 – カリモク特約店エーアイディー

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中国地方の名湯・秘湯

カリモク特約店エーアイディー岡山オフィスの喜田です。

私の出番では岡山の温泉をご紹介してきましたが、岡山は温泉にあまり恵まれた地域ではありません。そろそろ限界なので少し視野を広げて「中国地方」でご紹介します。


今回の温泉は島根県のほぼ中央に位置する「三瓶山」の麓にある全国的に有名な足元湧出温泉「千原温泉」をご紹介します。

この歴史を感じる看板、風格があります。千原温泉の歴史は明治18年の資料に残る記録から始まります。

県道から山道を4キロ進むとひっそり佇む湯小屋があります。

入口(玄関)です パキスタン手織絨毯がおもてなし。昔の資料にもこのパキスタンが既に敷いてあったので、古くから沢山のお客様をお迎えしてきたものだと思いますが、さすが手織絨毯!傷んでいません。和風の雰囲気とも合っていて上品に入口を演出しています。

泉質:ナトリウム-塩化物.炭酸水素塩温泉

泉温:35℃

温泉評論家の郡司勇氏が全国の温泉の中で五か所だけ100点満点を付けたうちの1つです。

足元湧出温泉は全国でも20カ所ほどしかないと言われています。足元湧出温泉とは自噴している源泉口の上に湯舟があり、足元から温泉が湧き出ている温泉です。この千原温泉も源泉口の上に木組みがしてあり足元からプクプクと炭酸泡や苦い薬味の利いた、食塩泉が空気に触れていない最高にフレッシュな状態で入浴できます。

炭酸の気泡が勢い良く立ち上がっていて、沸騰しているような状態です。

入浴料:500円(1時間)

※10月~翌年5月の気温が低い時は源泉を薪で沸かした五右衛門風呂の上がり湯があります。

温泉の成分が濃く析出物で床がうろこ状になってます。これもマニアにはたまらないショット。

「温泉というものは、なつかしいものだ」(田山花袋)

歴史のある温泉はとてもなつかしい感じがして癒されます。ぜひ次回のご旅行は世界遺産「石見銀山」や「出雲大社」もある島根県へお越しください。(都道府県魅力度ランキング37位)